福山住宅では、断熱材に「アイシネン」を使用しています。
様々な断熱材が存在し、あらゆるものを試した中で一番信頼できるのが「アイシネン」。
アイシネンは木造住宅にとって大切な「呼吸」を叶えてくれます。
アイシネン
吹き付け発砲タイプのアイシネンは屋根、壁、天井、床下など家全体を隙間なく包み、熱エネルギーの損失を防ぎます。柔軟性の有るフォームが外部の騒音や臭い、アレルギー物質などの侵入を軽減します。アイシネンがもたらす高気密・高断熱の家はエアコンなどの電気代を削減するだけでなく、家の中の温度差を少なくすることにより、ヒートショックなどのリスクを減らした温度のバリアフリー住宅です。
環境先進国カナダ生まれの断熱材であるアイシネンは、世界35か国以上で愛され、世界中の住まいを快適にしています。
アイシネンの気密性・断熱性
アイシネンは構造躯体に直接吹き付けると約100倍に発泡して密着し、コンセントボックスのような気密の取りにくい複雑なカ所にも隙間なく入り込みます。
屋根、壁、天井、床下など家全体を隙間なく包みこみ、熱エネルギーの損失を防ぎ、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を維持します。
夏の室内の暑さの原因は、屋根裏からの放射熱。屋根が受ける放射熱の93%が建物に伝わります。放射熱を元から断ち、天井から室内への移動熱を減らせば、厳しい夏も室内を快適に保つことが出来ます。冬の室内の寒さの原因は、「入り込む冷気と逃げる熱」。屋根からの放射冷却により逃げる熱、床下から入り込む冷気を抑えることが出来れば、室内を温かく保つことが出来、冷暖房効率の向上による省エネや電気代の軽減にもつながります。
アイシネンの吸音性
アイシネンは吸音性能にも優れた断熱材です。
アイシネンは非常に柔軟性のある発泡ウレタンで、生活音と呼ばれる250~4000ヘルツの音を70%吸音します。米国ASTM E90/C423の試験結果の例を挙げると、家の外が70デシベルの騒音だったときアイシネンを採用した壁の室内側はおよそ半分の33デシベルにまで軽減されるというデータが出ています。
湿気に強いアイシネン
構造躯体に密着し、空気を通さない。
繊維系の多くの断熱材は繊維の間を空気が透過してしまいますが、アイシネンの空気透過量は米国ASTM基準(日本のJISに相当するもの)を下回る数値です。台風並みの負圧をかけても空気を通しません。空気中に含まれる大量の水蒸気は対流や圧力差によって空気の移動と共に動きますが、そこに温度差が生じると結露やカビが発生する可能性が高くなります。アイシネンは家全体を包み込むように覆い、空気移動による内部結露を軽減し、アレルギーの原因となるカビやダニの発生を抑制します。
地震時に剥離や脱落しない高い柔軟性
アイシネンは躯体に直接自己接着し、柔軟性が高く、地震などで躯体が動いても構造体に追従して動くので、他工法のように挟み込んだ床の断熱材や壁の断熱材が、剥離したり脱落することがありません。発泡ウレタンが躯体から剥離するとそこに断熱欠損が生じ、熱が逃げてしまいますが柔らかい発泡ウレタンほどその可能性は低くなります。アイシネンはきめ細やかな表面で、追随性のある発泡ウレタンです。
アイシネン 奇跡のセル構造
主に住宅用として使われているオープンセル(連続気泡)の現場発泡ウレタン(JIS A9526 A種3)は基本的に毛細管現象によって水を吸いやすい性質がありますが、アイシネンの吸水率は米国ASTMの試験で5%以下。他社のウレタンフォームと同じ試験で比較すると、その吸水率は10倍以上の差があります。発泡ウレタンが吸水すると大きく変形をおこし、また加水分解などにより性能が損なわれてしまいます。アイシネンは画期的な技術がもたらした独自のセル(気泡)構造を持ち、ほとんど水を吸いません。
水につけてから96時間後(青く着色された部分が吸水箇所)
吸収して大きく変形収縮した他の断熱材(左)
万が一、躯体に雨水が侵入してもアイシネンが吸水することはないので、カビが生じる心配はありません。
アイシネン 生涯品質保証
アイシネン社独自の研修と試験に合格した認定スプレイヤーによる責任施工によって、世界最高品質の証である「生涯保証書」が発行されます。
このような保証書は他に類を見ず、吹付施工時時から長期に渡り品質が維持され、保証の効力を有します。