現代の匠

大工棟梁 築城將元

「優秀施工者国土交通大臣顕彰受賞」おめでとうございます。

ありがとうございます。先日、授賞式で東京に行っていて戻ってきたところです。以前、一般社団法人ツーバイフォー建築協会の「優秀フレーマー賞」をいただいていて、その中から推薦していただいて受賞したようです。

そもそも大工になろうと思ったきっかけは、数字をきっちり測ってもの作りをするのが好きだったんですよ。高校を卒業した後、大手のゼネコンに入ったんです。ただ、転勤が多くて。全国転勤は気が進まず、叔父が高槻にいたので、20歳くらいの時から福山住宅さんにお世話になっています。35年くらい経ちますね。

親方が木造住宅で、最初は従来の木造住宅をやっていました。親方がツーバイフォーもやろうと、仕事し始めて3,4年の頃、ツーバイフォー住宅を学んで技術者の資格(枠組壁建築技能士)を取りました。ツーバイフォー住宅が日本に入ってきた最初の頃ですね。その頃の仕事は、在来工法が半分、ツーバイフォーが半分という感じでした。

福山住宅の家造りはどうですか?

福山さんのツーバイフォーはきれいですね。ちゃんと出来てる。材木さんのきっちりした仕事ができてますね。ジョイントなども細かいところまできちんとしていますよ。他の現場では、そういう細かいところは気にしないところも多いので。

フローリングはこだわっているところが多いですね。無垢の木を使ったり。壁材もクロスとかではなく、漆喰や珪藻土とかを使ったりしますね。左官仕事が多いのが福山さんの特徴ですね。

基礎が終わると、土台敷き1日。水さしまわりして、設備が終わってから断熱を入れる。 設備が終わった時点で吹きつけしてしまわないと。吹きつけ断熱はものすごく有効ですね。床も全部やっているんで、断熱効果は大きいですね。隙間をきちっと入れるのは難しいですが、やはり、断熱を入れる入れないのでは全然違いますね。特に夏場の作業で感じますね。夏場はオリンピックのマラソン選手じゃないですけど、朝5時から作業しています。

「プロフェッショナル」とは何ですか?

職人としてのプライドはありますね。
きっちりしよう、ちゃんとやろうというのはあります。
それがプロですね。
仕事は奥が深いですから。
どこまでやればプロかわからないですけど、経験だけでなく、使う道具も進化しているし。
新しい道具をいかにうまく使えるかも大切です。
新しい情報や技術もちゃんと取り入れていかないとね。